はじめて赤ちゃんを授かったと知った時の喜びを覚えていらっしゃいますか？

触れたら壊れてしまいそうなほど小さくて弱々しかった赤ちゃん。「オッパイは足りているのかしら？」「こんなやり方でいいのかな？」

多くのお母さんたちと同じように、私も初めての育児にオロオロと戸惑い、時にはどうしようもない不安に押しつぶれそうになって育児書を読み漁った夜もありました。

「私が育てなくては．．．」「私がこの子の可能性を伸ばしてあげなくては．．．」と良い母親になろうとして自分を追い詰めたりもしました。

しかし三人の子どもの子育ての中でモンテッソーリ教育に出会い、子どもは自ら成長するチカラを持っていること、大人がそのための環境を用意してあげれば自分で自分を伸ばすことが出来るという本質を知り、「私はこの子の人生の伴走者で、必要な時に手助けしてあげるだけでいいんだ」と気づき、育児を本当に楽しいと思えるようになりました。

教師や親が大人の目線で必要だと思うことを教え込むのではなく、子どもが本来持っているチカラを信じサポートすることで、子どもの内面が豊かに輝き、かけがえのない人生の主人公として、お子さん自身が主体性を持って選び、歩むことが出来るようになります。

出会うものすべてが「初めての体験」ばかりの０～３歳までのお子さんは、良い物も悪い物もぜんぶそのまま水を吸うスポンジのように吸収する「無意識的吸収期」にあります。この時期にお子さんの周りにどんな環境を用意してあげるかはとても大切です。

子どもの育ちに今必要な環境を整え、お母さんと一緒にお子さんの姿から学びながら「やってみたい！」という気持ちを支えるお手伝いをいたします。